事業内容 小口径推進工事(ST集排水工法)

小口径推進工事(ST集排水工法)

標準的な地すべり地下水排除工における集・排水ボーリングは、管径がφ40~90mm程度の集・排水管を使用しますが、多量の地下水が集中する地すべりブロック等で大容量の集・排水が必要な場合は、φ300~600mmの大口径集・排水管を設置可能な「ST集排水工法」(NETIS:HR-990020-V)が採用されています。
この工法は、下水に用いる小口径推進工(鋼管さや管工法)を応用し、先導管の方向修正機能により極めて高精度(延長50mで1/300、延長80mで1/150程度)な掘削推進と、集・排水本管の同時挿入が可能です。排水トンネル内やφ3.5mの集水井内からの発進施工も可能です。

ST集排水工法

地上⇒集水井内への排水推進状況

地上⇒排水トンネル内への到達状況